セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

熊谷晋一朗氏の講演

熊谷晋一朗さんの講演を聞いた。(*)と編集後記以外は熊谷氏の講演の要約です。

熊谷氏は、脳性麻痺で四肢に障害のある車椅子を使用している東大卒の医者である。熊谷氏は障害の啓蒙活動として、地域の小学校に出かけていく。車椅子に座っている男の子と、その横に階段の絵を書き、障害はどこにあるかを聞く。こどもたちは、階段が障害であるといったり、足が障害であると答えてくれる。そのワークは、障害は男の子の身体にあるか、外の環境にあるかを、はっきり知ってもらうためである。

熊谷氏は続ける。impairment は、障害を医学モデルであらわしたものである。disabilityは社会モデルで表したものである。環境の中にも個人の中にもない。個人と環境の関係の中にあるものである。当事者と環境の相性の悪さを表したものである。環境の中にあるものは、バリア(障壁)である。

障害の社会モデルは、障害の医学モデルを否定するが、医学は否定しない。骨折や肺炎は、誰にとっても早く治癒したほうがいいものだ。医学モデルは、impairmentを減らしたい。社会モデルはdisabilityを減らしたい。社会モデルは、impairmentdisabilityのどちらも否定しない。しかし障害に対しその割合は、厳しく査定する。個人のimpairmentをどれだけ減らせるかは可変性がある。熊谷氏にとっては、リハビリをしても歩けるようにはならなかった。環境を変えるにも限界があり、あらゆる環境をフリーにはできない。医学モデルは、環境を変えない、100%個人の問題であるとするが、人権、コストの面でも誰も合意できない。

(*日本語では障害として一つの言葉であるが、ICIDHの概念では、障害は、impairment disability handicap と3つに分類され、医療モデルであった。 脳卒中を例にだすとimpairmentとは麻痺そのものであり、 disabilityとは麻痺によって損なわれるADL動作のことであり、handicap とは身体が以前の通り動けなくなり会社を退職したり、社会参加が妨げられることである。2001年のICFモデルで、社会モデルが定義された。)

 

障害の当事者研究があるが、今まで科学とは無縁と考えられてきたが、ネイチャーが10月号でcoproductionの特集を組んだ。why not? But how . (どうするの、でも当事者にはいろんな意見があるし)イギリスには医療のユーザー、教育のユーザーという消費者立場の言葉がある。

熊谷氏は、障害をもつ当事者でもあるし医師である研究者でもある。2つの帽子をもっておくのはよいが、同時にかぶるなと言われている。それは薬物依存症の人たちであるが、仲間の回復を遅らせるという意見である。

自己決定の原理として、自立生活をする身体障害者の多くは、介助者の良かれと思ってやる先回り行為を批判する。確認せずに手をだすことは、自己決定の権利に反するからだ。つまり介助者は文字通り被介助者の手足になるべきであるいうわけである。

熊谷氏は、たくさんの介助者の介助を受けてきた。少しは自分で着替えもやらないと、使えなくなりますよと言われたこともある。そしたら、あなたは、食べるものを全て作っていますが、着る素材を作っていますかと聞きかえす。人類は相互依存して分業制度を発展させてきた。人類はできない方、弱い法へ進化してきている。障害者にできる事は自分でしましょうという論理は、人間が素手でサバンナで生きろという論理と同じだ。サバンナの論理を押し付けるなといいたい。

熊谷氏が入浴介助を依頼したとき、ひとりの若者がどこから脱がすのか指示がないとできないという。裸になったらどこから洗うのか一々確認をとる。腕のどこか、肩からか手か、手ならば何指で、表か裏か、際限がない確認となる。

熊谷氏は、はたとある一定のラインのあることに気づいた、その線引きが、シャワーをして早く出かけたいである。介助者は、いつシャワーに入るかだけを確認してほしい、それ以下のことは適宜に任せたいのた。

ベルシュタイン問題で、脳は全ての筋肉に指令を出すわけではない。自動化されて身体は動くのだ。Coordination structure 協応構造という。それと同じことなんだと気づいた。

ある自閉症の人たちは、ある外乱でパターンがすぐに崩れる。くずれないようにこだわりが強い。自己決定の平均ラインが、下の方にあるのだ。皮膚の過敏性は解決しないといけない問題ではない。当事者と介助者の協応するラインである。それを身体外の協応構造という。障害によっても、また個人によっても異なるのだ。

 

編集後記

身体外協応構造が障害によってことなるし、またそのとき、早くでかけたいときも、じっくり聞いて向かい合ってほいいときもある。散髪屋さんで、洗髪するときに、かゆいところを確認するのを、もういいからと思うのと同じだ。ラインをどこに引き生活するかというのは、個人における差別意識とも通じる問題でもある。

私が、人と接する時に、私は人間としての価値があるかどうかクライアントに見られているのを気にする恐怖があると、話していた。そのとき、あなたがそれにこだわるのは、人間としての価値を全ての人に見ていない裏返しではないのかと問われた経験がある。

浮浪者に人間的価値を認めているか。関心がないのは、認めていないこと。浮浪者には、寒さをしのぐ知恵、食べ物を調達し生存する知恵があり、普通の人では恐くてできないことをする勇気ある人ではないか。

低所得者に人間的価値を認めているか。勤労意欲があってもたまたまリストラされ職がない人もいる、組織に所属せず自由に生きる人の価値を認めているのか。

あなたは、知らず知らずの中に、人間としての価値のラインを上げていたのではないか。

生きている全ての人に価値があるはずなのに、無視しそれを見ないで関心を寄せない。頭の片隅にでもそのような意識があると、全てのクライアントの価値を同一にみることができない。関心のあるのは、自分のクライアントのある種の見えている問題だけというのは、ラインをどこに引くかから始まる。

あまりに狭く捉えすぎることに対し、当事者研究がラインを引きなおせと欲求している。

介助者と被介助者、セラピストとクライアントの関係は、他人として評価し客観する対象なんだけど、客観のラインを主観のラインの間に引きなおすことを問われているのだと想う。介助者もセラピストも、主観と客観の間から相手に近づこうとする態度が欲求されている。

2018年12月健康塾

 脚と膝         

                                               

復習

足部(足裏、足関節、足指)は身体の土台である。

グランディング:地球としっかり接触している。しっかり地に足を据えて立つ。自信につながる。

地から床反力により押し返されている。重力に拮抗して立つ。

姿勢 両足に均等に体重をかけているか。

一方の足に体重をかけて、反対の足を軽く曲げていないか。

踵とつま先(足指)に体重がかかっているか。足底の3点支持。縦アーチ、横アーチ。

 

足関節と足指 :セラバンドで足指を1つ1つ抵抗をかけて動かす。

毛管運動 足首体操 足指体操

足底の内在筋 : 指を外転したり内転する筋、母指を外転、小指を外転

表在筋 : 母指や指を屈曲する筋、伸展筋

今日のテーマ 「膝」

筋肉

膝を伸展する : 大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)

膝を屈曲する : ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)

膝裏の筋   : 膝窩筋

股関節と関係 : 大腿筋膜張筋

足頸と関係  : 腓腹筋、ひらめ筋

 

膝蓋骨

機構 大腿骨と頚骨を蝶番関節でとめている。正しい位置にあると、重力と同一の方向に均衡を保つことができる。膝を適度に屈曲している。軽く屈曲していると、踏ん張りが利く。

過伸展し、ロックすると踏ん張りが利かず、押されるとよろめく。

理想のアライメントは、坐骨の幅に立つと、股関節、膝関節、足関節が同じラインの上にあって、滑らかな垂直線になる。

 

膝の痛み

過剰な負担によるストレスによる炎症、冷えからくるもの、腫れ

外傷、骨折(膝蓋骨)

筋力低下からくるもの

アライメントの不良

膝の軟骨の磨り減り 変形性膝関節症

上下の関係

足関節が固いと、歩くたびに膝に衝撃がくる。足指がしっかり使えると、膝痛も改善する。

腰の問題が改善すると、膝痛も改善する。

里芋湿布 : 膝痛と足頸の痛みに良く効く

材料 小麦粉 1キロ、里芋1キロ、しょうが200グラム、天然塩200グラム

作り方

里芋の表面をこんがり焼き、皮をむく(かぶれを予防するために)

細かく切ってミキサーに少量の水を入れて攪拌する

ボールにどろどろになった里芋と小麦粉、しょうがのすりおろし、天然塩をいれてよく混ぜる

タッパにつめて、冷蔵庫にいれて保管する

使用方法

患部にワセリンをぬる。湿布は布につけて、患部あてる。包帯で固定する。

2018年11月健康塾

 脚と足部                

()足の役割

 1  支持する  足底を支持面とし、地面にしっかり立つ   

 2 歩行    

・二足直立歩行の謎                

 人は何故狭い支持面に立って、転倒しないで歩けるのか

 ロボットと違い、人間は世襲財産として歩行する遺伝を獲得しているので、特別な練習がいらない。

 骨盤、股関節、膝、足関節の連動  と バランス  重力を感じている

 赤ちゃんが初歩できるまでの足の使い方 手と同じように、足指が動く 

 這い這いで動いていたのが、一人で立ち上がって、自立していく過程がある

 歩行は無意識(自律、オートマティック)

形は違えど、手と足の骨は、ほとんど同じである

足首の7つの骨の配列と関節の動きの特色   可動: 底屈/背屈  内反/外反  内転/外転  

土踏まず (アーチ)  内側 外側 横側 の3つあり、荷重に耐える構造

足指の使い方  浮き指となっていないか  

・アライメント 立ち方 理想と現実(癖)

 見方  横から 後ろから 上から  

() 足の問題   

 1 現代人の足は退化している  

   素手と素足でヒマラヤ山脈を超えてきた先祖 →歩いて伊勢参り  かご、馬 → 自転車、車、鉄道   

   →バーチャル化して目と頭だけ使う   

   裸足 → 下駄 → くつ   柔軟性と安定性が低下している               

 2 もともと、故障、損傷しやすい  

  ・足の弱りは万病の元になる (加齢) 

  ・冷え 全身の血行に影響する 

  ・足首の故障(炎症をもっている) 歩くと悪化する → 膝、股関節、とじぐざぐに伝わり、喉に炎症をお  

   こす。   腎臓を傷める → 疲れやすい 体力が低下する 動けなくなる 

  ・捻挫 20分冷やすして炎症をとる 固定する、たくさん歩かない

  ・スポーツや山登りで酷使して炎症をおこす  アイシング  脚を心臓より上に挙上

  ・変形  外反母趾 魚の目 

 

(3) 調節と強化

 1 退化 足指を動かす 土踏まずがしっかりする

   足指を伸ばして、開くようにする

 2 故障 神経の炎症、関節の炎症、冷え → 循環を改善する

  ・毛管運動 (足枠を使う)

  ・脚シャワー  温冷浴  

  ・脚絆療法   

 3 砂糖(果物)の害を知る

   炎症を悪化させる 冷えをつくる   

 4 脚や足で表現する

  足指で名前をかく、 形をあらわす、 足で話をする 

  感情表現する  うれしーい、はずかしい、怒り   

2018年10月健康塾

「心身統合 ボディサイコワーク」   

1. 由来

・西式甲田療法から学ぶ 心身一如

六大法則

甲田先生の教え

・運動療法を基にしたセラピー

ストレッチしながら強化する       可動と安定

筋肉の使い方  速さとタイミングを合わせた協調

インナーマッスルを使えるようにする  安定と可動

・ライヒ派セラピーから学ぶ心身統合

生体エネルギーを自由に体全体に行き渡らせる

感情の抑圧の解放

バイオシンセシス  ボディワイズ

心理学から

・東洋医学から学ぶ陰陽五行 気、経絡の用い方

脈動 皮膚のみかた

全体を統合するための祈り

2. 小さな心身の変化を体験する

身体の形  可動(広がりやすさ)  安定(支えやすさ) 体の軽さ

体験と日常応用

体の癖と感情

3. 骨盤調整

骨盤はからだの中心で要

背骨と股関節とつながり上半身と下肢に影響する

丹田の充実と関与する インナーマッスルの使い方が変化

ねじれると背骨と全身構造に影響する

前に傾くと腰が反り、腸を圧迫し、後ろに傾くと背が丸くなり胸をすぼめる

ポイント

呼吸をしながらお腹のインナーマッスル(深部筋)を使い、骨盤は小さく動き、力に頼らない

4. テーマ別調整法の紹介

・足関節 足指 ・ 膝 ・ 骨盤、腸 ・ 背骨、肋骨、肺、呼吸 ・ 肩甲骨、肩 腕 手首 指

・ 首 頚椎、顎関節

可動をふやすためのムーブメント

(7つの姿勢変換、 左右別々の虫の運動)

ストレッチ、マッサージ、動かしながらマッサージする 方法を伝える

エネルギーサイクル ・  呼吸

思考(脳)・感情(ハート)・行動(筋、骨格)との関係  胎生学 心理学から

自律神経の調節

チャクラと倍音

認知の変更から行動を見直す記録術

視力回復法 眼球運動

 

 

背骨のみかた

背骨のみかた

○頚椎1 後頭骨との関節があり、腎臓と関係、額関節とも関与 頚椎2軸堆、肝臓と関係

頚椎345 中部頚椎 湾曲の有無をみる 頚椎67下部頚椎、 7 隆堆(大椎)支えと安定

○胸椎

部位 経穴 整体 筋肉
堆骨棘突起間 1 広背筋、靭帯
棘突起すぐ横 背際 せきさい 1側 迷走神経と関与 棘筋、多裂筋
棘突起横15分(親指幅2-3センチ) 2 2側(1-3cm外側)

交感神経と関与

最長筋
棘突起横3 3 3側(3-6cm外側)

4側(6-10cm外側)

リンパ、交感神経

腸肋筋

○目安

・肩甲骨下角 胸椎7    ・肩甲棘の間 胸椎4

・第12肋骨 腰椎2    ・腸骨稜を結ぶ線  第4腰椎と第5腰椎間

 

腰椎  運動           性格
 伸展  理論型 理屈で考えて判断    金  大脳皮質
 側屈  感情型 好き嫌いで判断     水  間脳
 回旋  闘争型 勝ち負けで判断     火  人生戦い
 股関節の内外転  本能型 直感や感覚で判断    空気 フィーリング

膝が広がる、早足

 骨盤の前後傾  行動型 損得勘定で判断     土、木  肩で歩く

上半身が安定

 左肩下がり  右肩下がり
 心配性で恐怖心が強い  理論型  頭がフル回転でアクティブ
 好き嫌いの感情が出やすい  感情型  感情の抑制ができる
 自分にも他人にも勝とうとする  闘争型  常に負けない方法を優先
 面倒見がよい 兄貴肌、姉御肌  本能型  カリスマ性が強い
 社交的で好奇心旺盛  行動型  非社交的で夢想家

骨盤の前傾 骨盤の前方後方回旋 PS

後傾    後方前方回旋

 

○経穴 名前の由来

TH2

風門: 門は出入りするところ、風邪が浸入するところ

第2胸椎棘突起下の外 15

附分: 附とは傍らのこと、分は別れて進むこと、背部1側線の傍らの第2側線上にある

第2胸椎棘突起下の外3

TH3

身柱: 身体の柱である背柱をさす

第3胸椎棘突起下

肺兪: 肺に近く、肺経の気が入ってめぐるところ、肺にある邪を直す

第3胸椎棘突起下の外 15

魄戸:(はくこ)肺兪の横にあり、肺臓は、「魄」である。肺疾患を治し施鍼すると咳や呼

吸困難が鎮静するので魄戸となづけられた

第3胸椎棘突起下の外3

TH4

厥陰兪:(けついんゆ)厥陰は心包の別名、昔の人は、心包と心肺は相互に連結していると考えた

心兪の上にあり心包の病を治すのでこう名づけられた

第4胸椎棘突起下の外15

膏肓: (こうこう)膏は脾より生まれ、肓は腎より生ず。施鍼すると鎮咳平喘の効がある

第4胸椎棘突起下の外3

TH5

神道; 神は神明で、道は通路 精神・神経性疾患を主冶する

心兪: 心臓に近く、心経の気がめぐりはいるところであり、また心臓疾患を治癒するツボ

第5胸椎棘突起下の外15

神堂: 堂とは居室のこと。本穴は心兪の横にあり、心は神を蔵するので神堂と名づけられた

第5胸椎棘突起下の外3

TH6

靈台: 心霊をさし、台は高く平らな地域を指す。前面は心臓であり、心臓疾患を治療する

督兪: 督脈の気が注ぐ体表の場所と考えた

第6胸椎棘突起下の外 15

いき: ためいきの意味。取穴するとき、医師がこの周辺を手で押さえて、ためいきをさせて躍

動を感じた部位をこの穴とした

第6胸椎棘突起下の外3

TH7

至陽: 至は到達する、陽は背部を指す、上背部は陽中の陽

膈兪: 横隔膜に近く、しゃっくり、あくびを治すので膈兪と名づけられた

第7胸椎棘突起下の外15

膈關: (かくかん)膈兪の横にあり、嘔逆、鎮逆止嘔の効がある。

第7胸椎棘突起下の外3

TH9

筋縮: 筋肉を指し、収縮を指す、肝は筋を主る。痙攣、筋の諸症状を治癒する

肝兪: 肝臓に近く肝経の気がめぐり入るところで、肝臓の疾病を治す

第9胸椎棘突起下の外15

魂門: 肝兪の横にあり、肝病を治す

第9胸椎棘突起下の外3

TH10

中樞: 背中の転枢、中は中間を指し、枢は枢機(重要)

胆兪: 胆の臓に近く、胆腑の経気がめぐり入るところであり、胆腑の疾患を治す

第10胸椎棘突起下の外15

陽綱: 綱は統括することk、六腑は陽であり、他の陽を統括している

TH11

脊中: 脊中と中央

脾兪: 脾臓に近く、脾経の気がめぐり入るところで、脾臓の疾患を治す

第11胸椎棘突起下の外15

意舍: 舎はすむところ、脾は意を蔵す、脾病、腹部膨満、腹鳴、飲食不下を治す

第11胸椎棘突起下の外3

TH12

胃兪: 胃の腑に近く胃腑の経気がめぐりはいるところで、胃腑の疾患を治す

第12胸椎棘突起下の外15

胃倉: 物を貯えるところを倉という、胃兪の横にあり、健脾強倉の効をもつ

第12胸椎棘突起下の外3

L1

懸樞: (けんすう)懸は懸掛(かける、ぶらさげる)

三焦兪:三焦の病変を治す

第1腰椎棘突起下の外15

肓門: 肓の根は腎にあり、三焦の衛気は肓膜に通じるので肓門と名づける

第1腰椎棘突起下の外3

L2

命門: 量腎兪の中間にあり、生命の重要な門戸、腎気は身の本

腎兪: 腎臓に近く腎経の経気がめぐりはいるところで、腎臓の疾患を治す

第2腰椎棘突起下の外15

志室: 蔵することを室という、腎は志を蔵す、腎疾患を治すので志室と名づける

第2腰椎棘突起下の外3

L3

氣海兪:任脈の氣海穴と相対しており、各種の気病を治すのでこう名づけた

第3腰椎棘突起下の外15

L4

腰腰關:命門は真火があり、ここは陽気通行の関である

大腸兪:大腸に近く、大腸経の経気がめぐり入るところであり、大腸の疾患を治す

第4腰椎棘突起下の外15

L5

關元兪:任脈の関元穴と相対しており、虚損性の疾病を治す

第5腰椎棘突起下の外15

S1

小腸兪:小腸に近く、小腸経の気がめぐり入る体表上の部位であり、小腸の疾患を治す

第1仙堆棘突起下の外15

S2

膀胱愈:膀胱に近く、膀胱経の気がめぐり入るところで、膀胱の疾患を治す

第2仙堆棘突起下の外15

健康むら通信45号平成30年4月号 

男と女のセクシャリティー(性)
男女の性が存在していなかったら、私が存在していなかったことは知っている。恋愛、結婚をして父親になったが、異性を理解できずにいる。共通なのは種は同じというだけで男と女は全く違う、だから女性の前では紳士にしておけばいいとセクシャリティーの理解を放棄してきた。
男が疎んじられ亭主元気で留守がいい、粗大ごみと流行ったのを思い出し冷や汗をかく。 自分の欲求や衝動を理解し成長するためにセクシャリティーを確立したいと願う。男と女のセクシャリティーを多面的に理解し、セクシャリティーを確立することを目的に書いてみる。
我々の祖先の男は、狩猟に出て獲物を追いかけ仕留めるために、スピードと力を持つように体のデザインを適応させた。狩猟を成功させるために、技術に関心をもつようになった。男たちが遠くに出かけ狩りをしている間、女は社会の中心にいて、植物の採集と育児をする役割があった。そこではコミュニティーを作り話し合い、女は社会的手腕に関心を持つようになった。男は技術に強く、女は言語に強くなった。
日本では奈良、平安時代ごろまで原始の名残りとして、女が家督を相続し女性を中心とした婚姻が成立していた。女性に経済力があったので通い婚として男が女の家に通い、足が遠のけば離婚が成立した。また戦国時代では、男女は13、14歳位で結婚し子どもをもうけた。現在では考えが及ばない歴史があった。
自然の影響で、西洋は狩猟文化を東洋は農耕文化を引き継ぎ文化を発展させた。ナイフとフォークで獲物を引き裂く文化と、お箸で自然を摘む文化では、男女の役割にも違いがでる。自己を主張し合うか、共同協力することを大事にするかが異なる。男尊女卑を否定するため西洋から男女同権が言われて久しいが、それは男女に平等がなかったからであろう。そのことを考慮して男脳、女脳等の本を読む必要がある。
わかりきっていることだが、男女の性の違いをあげる。
生態的相違:男性はこどもが産めないが、女性はこどもを産める。男性の精腺は精子で性器は外設され、遺伝子はXYである。女性の精腺は卵子で性器は内設され、遺伝子はXXをもつ。
成長の変化:性ホルモンの分泌の違いにより、成長の過程で男性は筋肉に覆われペニスが発達する。女性は丸みをおびた筋肉となり乳房が膨らむ。男性の皮膚は強くなり鈍化し声は変声し、体は女性より大きくなり、関節の機能は固く角張る。女性の皮膚はやや強くはなるが敏感なままで声変わりはなく、体は男性より小さく、関節の機能は弱くしなやかさになる。
精線:精子の寿命は3日で、活動は卵子に向かって自分の体から出て競争、協力しながら長い旅をする。大きさは極小であり、受精はいつでも可能で数は無数である。卵子は寿命は15日から20日で、卵巣からラッパ管への体内の短い旅を行う。受精は強い精子以外は受け入れない。不出来な卵子は流し受精はタイミングが悪ければ不可能で、1個の卵子が選ばれ子宮に着床する。
遺伝子:性染色体は男性はXY、女性はXXである。男性はY染色体を父親から受け継ぎ女性は両親から受け継ぐ。X染色体は人の生存に必須で、免疫機能に関するDNAが豊富である。Y染色体は機能しない遺伝子も多く不安定でコピーミスや退化も多い。
人生観や価値観、コミュニケーションの相違:男性は、こどもを産めず存在した証が残らないので、独自の建造物を作り社会に認めさせ、歴史に名を残したい欲求がある。それで地位、名誉、業績、功労にこだわる。記憶を保つことは短く、3日以内(精子本能)で、人の話を聞かない。
一般的に女性は、子どもを残して存在した証を残したい。そのため、自分自身と子どもを安全で快適に保ちたい欲求が強い。様々な心身の栄養になるものを吸収して融合したい。結果よりも過程(プロセス)にこだわり、自分の内側にある気持ちよさや創造するものを理解してもらいたい。男よりも記憶力は高く、男女関係の全てを覚えている。
趣味の相違:男性は、スポーツであったり、メカニックなもの等の自己の能力を示すものを好む。同じ嗜好を持つ者同士で群れることを好む。(精子本能)。女性は内なる広がりを得られるものを好む。同じグループは身内とし認めるが、同じ嗜好を持っていても長く近くにいるとストレスを感じる。(卵子本能)
男性エネルギーと女性エネルギー:男性エネルギーと女性エネルギーは、男女に関わらず全ての人が有しているが、エネルギーの質は異なる。
男性エネルギーは、理性、決断、判断、行動などに代表されるものである。少年から男となり「自立」し、夫となっては家庭や社会で「リーダーシップや旗振り」をする役割を担う。父となっては、正しい進路や方向性を「指摘」するようになる。エネルギーの役割は、変化していくが、エネルギーの量としては、同じ1だと憶えていてほしい。男性エネルギーの場所は、男根と丹田中心に存在する。表1参照
女性エネルギーは、感性、愛、創造性、想像性などに代表されるものである。少女から女となり男に「依頼」ができるようになり、妻となっては夫を「補佐」できるようになる。母となっては全てを認め包み込むような「抱擁」ができるようになる。自分自身で容易に行える「自立」してできることでも、「依頼」すると2倍のエネルギーが必要になる。妻になり「補佐」するとは、自分自身で立ち相手を支えてそして押し出すことが必要で、エネルギーは3倍必要になる。母親の「抱擁」とは、エネルギー量は無限大である。例をあげると、女が男にどこか素敵な所へ連れて行って欲しいと「依頼」することができる。熟年夫婦の妻が、夫が家に帰って会社で深刻なことがあったんだと察し、黙ってお茶を出すというのは「補佐」である。
男性エネルギー、女性エネルギーの発達過程:図1、2参照  思春期になると、女性は乳房が発達し生理がおこる。男性はペニスが発達し射精や筋肉の発達が生じる。
思春期になると女性は胸(乳房)を意識するようになり、女性エネルギーが拡大する。胸の女性エネルギーだけが拡大すると不安定になり転倒するので、現実的に生きていくため男性エネルギーを拡大し釣り合いをとる。
思春期になると男性は、ペニス(男根)を意識するようになり、男性エネルギーに釣り合うように女性エネルギーを拡大する。その量は1から生じた1のエネルギーである。
成人した男性が女性と出会う恋愛場面を思い起こして欲しい。女性が胸の感性を使って男性に「依頼」(楽しませてよと振り回す)すると、男性の男性エネルギーは、女性の女性エネルギーに呼応して拡大する。男性エネルギーが拡大すると、それに対応して男性の女性エネルギーも拡大する。このようにして男性は、エネルギーを拡大していく。
これらのことは、生物学的、歴史的、エネルギー的に男女はセクシャリティーが異なる、という仮説である。性差は全て経験から生じると考えている人にとっては、受け入れ難いものかもしれない。
参考文献 1.D・モリス、セックスウォッチング、小学館  2.アラン・ピーズ、話を聞かない男、地図が読めない女、主婦の友社 3.サイモン・バロンコーエン、共感する女脳、システム化する男脳、NHK出版

心身統合・ボディサイコワーク 2017.10.7 in 大阪

心身統合・ボディサイコワーク   天満橋ヨガスタジオ で 4名の参加で3時間おこないました。 ご参加の皆様ありがとうございました。ワークの内容を紹介します。

 

1 メンバーの自己紹介

気になること、健康の問題のこと、意

 

2 姿勢分析

性的立位、 前屈後屈動作、 側屈動作、 回旋動作 の分析

 

3 大地と足

足で大地を支えているか

足指を広げて動かす

グランディング 実習

 

4 赤ちゃんの姿勢から立ち上がる

①なまけもののワーク  脱力と可動

②7つの姿勢変換のワーク

 

5 触れ合いのワーク

①触れ合うことの大切さ

握手して挨拶

背中で触れ合う  ぎっこんばったん

リズムと力の加減 受けるとき相手の力を意識しましょう

 

②5つのタッチ

土 肩を支える  支えがない

火 見つめて  温もりを与える

空気 風がとおる スペースを広げる

水 流れる   体液を流す 感情を流す 声に出して

天 相手の幸せを祈る 全部接触する

 

6 エネルギーサークル について

エネルギーの循環

 

7 質疑応答、感想

 

 

新しい親孝行

83歳母をつれて岐阜に旅行してきました。母と二人で1泊の旅行は初めてでした。

岐阜は母の田舎で小学校3年から5年まで疎開し、焼け野原になた岐阜で終戦を迎えたそうです。

おじいさんのいとこが浄土真宗の西本願寺系列の西厳寺です。親鸞聖人から直接教えを受けた室町時代から続く由緒正しいお寺です。

ご住職に挨拶してご先祖の御霊をともらい、観音様を拝ませていただきました。

案内してくれた母方本家の家は、ビルこそ残っていましが、駐車場になっていました。

母は近くを歩きましたが、72年前の面影はなかったようです。地名変更で小学校の名前も変わっていました。

長良川のすぎ山に泊まりました、川でこどもが泳いでいましたし、夜は鵜飼を見物しました。

母は、すごい岐阜弁を聞きたいと言っていましたが、「おみゃーさん」とか「たも」とか「ど」をつけたりは、今はごく一部の人しか使わないらしいです。

帰りの特急びゅー高山まで3時間あったので、名鉄で犬山城にいってみましたが、坂がきつくてあきらめました。

2日母に付合いましたが、母のぼけと足腰の弱りの現状がよくわかりました。

私の家での同居から、妹の家に同居してもらい5ヶ月たち、新しい形での親孝行をしていくことになりました。

 

健康むら健康塾21 9月

今日は2名の参加で、のんびり行いました。 前半は、ストレッチポールやフランクリンボールを使って、脊柱からセンターを感じてリラックスすることがワークのテーマでした。

ストレッチポールに乗りながら、軽く手足を動かすことで、背柱が可動し、1時間の運動後、メルティングして終了しました。 後半は、感情のセンタリングについてのワークを行いました。

午前中で終わらず、午後から1時間延長して、終了しました。ご参加の皆様、ありがとうございました。

 

「センタリング 中庸 Ⅱ」   健康むら通信 44号

センタリング(中庸)Ⅱ
センタリングとは両極をきわめてセンターで安定し動揺しないことです。前回は「行動」と「感情」と「身体」のセンタリングについて書きました。今回は「思考」のセンタリングについて書きます。
腕をゆっくりあげようと頭で命令して運動をおこすのは、思考経由の行為ですが、とても腹がたって拳をつき上げたなら感情経由の行為というように、成り立ちが違います。思考は感情や身体にも影響を及ぼしますが、主に行動に及ぼす思考のセンタリングについてみていきます。
「思考のセンタリング」
ある行動をおこす時、あなたはどんな思考や概念をもって始めるでしょうか。行動を移す前、決断にいたる時、行動に移した後はどうでしょうか。目的、方法(パターン)、自分を中心にした思考か他人を中心にした思考でしょうか。思考にセンタリングがあれば、右も左もどちらも自由に選択できるのに、ある極にへばりついていてあなたの自由を奪っているものがありますか。例をあげてみます。
目的:ある行動をとる時の目的となるあなたの思考は何ですか? ・失敗するか成功するか ・やって楽しいか、楽しくないか ・やって意味があるのかないのか ・これだけは注意してやろうとすることなど
方法:そのような目的から行動に移していくときのあなたの思考パターンは何ですか? ・公表すると失敗した時に恥ずかしいので、だまって始めよう ・経過は秘密にしておき、うまくいかなかったらすぐに諦めよう ・有言実行をかかげ自分に鞭打とう ・他人の評価が最優先である ・食べ過ぎたら、運動をするか次の食事をぬくなど常に帳じりを合わせよう ・自分の行動を常に確認する思考が働く
決断:決断は自分の要求に基づいての決断ですか、だれかにほめてもらいたい他人のための決断ですか?
決断して行動したら、どのような思考や概念が働きますか? ・やり始めたことは、最後までやりとげないといけない ・このやり方でないといけない ・社会的正義が優先する ・すばやく成し遂げるため合理性を優先する ・成し遂げるためには自分の段階を踏むべきである
一日の時間列で、自分の思考に偏りがないか調べてましょう。例をあげますので選択したり、ご自分で書き出してみてください。
1 朝起きた時、ぼんやりしながら、何を考えていますか? ・ぼんやりする余裕もなく、日時の確認、天候など、体の調子などの確認をする ・隣にねている家人の機嫌や様子を伺う ・天候やひと時の気持ちよさを味わう、空白的な余裕がある
2 朝ごはんの時は何を考えていますか? (朝食抜き、野菜シュースやお茶だけのひとも) ・一日の段取りや先のこと ・新聞やテレビからの情報の確認をする ・どんなことを話そうか、家族との愛情交換について 3 仕事や家事の時は何を考えていますか? ・やるべきことの進行について ・人間関係のこと ・家事なら夕食は自分の好きなものを作るか、他人の好きなものを作るか、折衷案か
4 夕食後の趣味の時間は、何を考えていますか? ・お酒などを飲みながらくつろぎ気持ちがよい ・好きな音楽や読書、またはゲームなどを楽しむ ・仕事のことを考え続けている ・趣味の世界に没頭し満足している ・疲労して考えることもなくSNSにただ反応する、またはテレビを何気なく見ている。
自己分析の参考までに極にへばりついてセンタリングできない、架空の男と女の例をあげます。
ある男・・・自分の健康や体調と自己管理のための確認を何よりも優先する。家族との時間を大事にして愛情交換したいのだが、具体的要求はできず、風呂、飯、寝るなどわずかしか表現しない。もっと私の話を聞いてほしい、やさしくしてほしい、楽しい会話がしたいと思っているが、伝えれない。たまに伝えても拒否がかえってくると、蓋をして自分の世界に閉じこもり身も守ることに思考を費やす。
ある女・・・他人中心の評価をしがちで、いつも他人の目が気になる。職場で自分勝手な行動とり、ずけずけ私に指示したり関わる人に、とても腹をたてる。私は直接交渉できないから、自分の地位の安全を守るため、上司や他人から注意を与えるようにお願いをする。また男性から交際を申し込まれても、私なんかより、もっとふさわしい人がいてるわ、もう子供を生める年でないし、現在の地位と環境に甘んじるのがふさわしいというマゾ的な思考パターンに陥る。