セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

マスク

2022年2月19日 by Posted in: セラピー


感染症予防のマスクではなく、仮面のマスクの話である。

外から見られたいように、表情や化粧で顔を装う。化粧のきちっとしている芸能人は、私を見てくださいオーラが凄くわかりやすい。何かを装っていることが、マスクの本態である。

善人のマスクをかぶり、どんな依頼も引き受ける人を想像してみよう。ごはん作ってね、片付けといてね、私たち遊びにいくからね、後はよろしく。絶対に断らないで、笑顔で了解する。中はストレス一杯でそれをシャドーと言う。いつも私ばかりにさせやがって、あいつら悪魔だ、恩を仇でかえしやがって。その破壊のストレスはどんどん膨らむパンパンになる。それが、外に向かうと、突然の攻撃や暴力、内に向かう自己破壊となる。善人のマスクが破壊につながることがある。

強面の政治家。俺にとっては、これぐらいは何の問題でもない、こんな問題は塵みたいなものだ。にっこり微笑み剛腕を装う。マスクはコンプレックスの裏返しであることも多い。子どものころ裕福だったけど仲間はずれにされて、いじめられた。幼少期に、貧困や差別をうけたコンプレックスは、お金や女、権力へのこだわりになるであろう。どんなストレスがあるか想像する。あいつら許さんぞ。俺だけは、海千山千のこの世界で一人生き残ってやるぞ。信用できる人が回りにいない孤独。

いつも笑顔で有能を装い、いつも忙しいと言って走り回る先生や福祉職員。私は有能なんです、完璧なんですというマスク。幼少期、忙しくしていたら褒められたからパターン化しその行動しかできない。その人のストレスは、こんなに懸命にしているのに、回りは問題ばっかり持ってきて攻め立てやがって。教育や福祉の世界で尽くそうと思って入職したけどもう限界だ、相手に依存しながら攻撃し、それも破壊に繋がる。

マスクもストレスも、早く取らないと、大変なことになる。他人を援助するには、どんなマスクを被っているかを伺い、マスクを外しやすく浮かせることを考慮する。

マスクをかぶってない子どもみたいな人もいるし、対人をゆっくり観察してみるのもおもしろい。


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