発達のおくれがある幼児の指導
赤ちゃんの、行動はやる気まんまんで、毎日が発見の連続なので、こどもは自己肯定感にあふれています。口からくる栄養の発見、ぬくもりの発見、見えることの発見、移動できる探索の発見、お尻の発見、立つことで足の発見です。
高校生になっても、そのように育つように、共感しほめて子育てする。子育ての基本が、発達の遅れの子に対する指導に当てはまります。
目が合わない、言葉が遅れている、丁寧な言葉がけ、こどもがかけて欲しい言葉をかけてあげてください。実際にやってみせて、親に影響を与えるようにします。発達障害があらかじめあるのではないと思います。もちろん全く言葉がでない、手足が動かない原因が脳にあることは別にしてです。喜びにあふれるように育てたらいいです。危ないこと、危険なことは、回避できるようにきちんと教えます。してよくないこともわかるように教えもます。
ミニカーの投げ捨て遊びをみたら、「中の人は、こうなるねんで」と体を愛護的に揺すって教えます。
スーパーで買って買って泣き叫んだら、「2つまでよ、ここでは食べないよ」と言って、商品を選ぶ練習をさせます。無視して先にいく行動療法が絶対にいいわけではありません。
親にも学習が必要です。養育的態度、抑圧的態度、無視的態度、批判的態度をサイコドラマで学びます。こども役、母親役、父親役となりそれぞれの態度を演じるのです。こども役になってこどもの気持ちを学ぶのです。