息がすえなくてしんどい。何かを恐れている。
昔の記憶
いま、どこにいますか。
11歳で、ひとりで父親が帰ってこなくなった家のなかにいる
父親もいなくなった、それに加えて母も妹も帰ってこなくて、ひとりぼっちになる恐怖がある。
母親が帰ってきたから勇気をだして聞こう。
もうお父さん帰ってこないの。お母さんとお父さんは離婚するの。どうしてなの。
それは、ぼくのせいなの。ちゃんと答えてよ。
母は、お父さんとは離婚することになった。お前のせいでは決してない。と言う。
どんなことがあっても、私はお前を離さない。お父さんが捨てたのではなく、私が手放さないのだ。でもどこで生活するかは、お前が決めてよいし好きにしたらいい。と言う
悲しいけど、お母さんとお父さんが離婚することは悲しいけど、そのことを受け入れます。
ぼくは、お父さんとそのおばさんと、仲良く暮らす自信がないから、お母さんと妹と3人で暮らすことを選びます。
わかった。お前にとっては、ずっとお父さんだから、好きなときに会いにいったらいい。と言う。
そしたら、どんな方法でぼくは連絡したらよいか、今すぐお父さんに連絡してよ。
わかった。会社でも自宅でも電話してくれたら、お父さんはすぐ約束すると言っているよ。
自由に連絡できるようにしてくれてありがとう。お母さん、もう ぼくは、あ母さんのための優等生をやめるからね。ぼくはね、成長するために、自分のための優等生になって生きていきます。
わかった。
母は泣きながら、応援しますと言う。
わかってくれてありがとう。お母さん大好きだよ。