セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

ボディサイコワークとは

2020年2月29日 by Posted in: セラピー


ボディサイコセラピーの源流は、ウィルヘルム・ライヒに始まります。精神分析学を創設したフロイトの弟子で仲間であったライヒは、精神分析家として出発し、後にフロイトと決別しました。フロイトは、「性的欲求を自制できる人こそが人格者である」と述べましたが、ライヒは、「抑圧こそが、人類を損なう」と唯一歯向かい、袂を分かちました。
ライヒは、純粋に言語に頼る精神分析から身体に直接働きかけるワークを始め、心身の抑圧を解放することに情熱を傾けました。また心身が開放され統合される時のエネルギーは、自然界にも存在することを見つけ、オルゴンエネルギーと名づけました。またオルゴンエネルギー集積器を作成し、風邪や癌を治す実験に取り組みました。そのことを巡ってアメリカ食品医薬品局に起訴され、投獄中の1957年11月にライヒは亡くなりました。
当時は朝鮮戦争後のベトナム戦争に突入した時代で、人類を力で支配する時代でした。人類の抑圧からの解放を掲げるライヒは、目障りで抹殺されました。
ライヒの弟子のアレクサンダー・ローエンは、ライヒの意思を引き継ぎ、心身の開放と統合を目指し、バイオエネジェティクスを立ち上げました。そこを始点として、後にバイオダイナミクス、バイオシンセシスなどの流派が生まれました。
また、ヨーロッパには、ボディサイコセラピー協会があり、心身両面の統合を目指すセラピストが所属しているようです。私は理学療法士ですので、そこには属さずに運動療法であるボディワークや、ボディサイコワークを行っています。心身の開放と統合を目指し、豊かな自己表現ができるように参加者と共に学んでいます。

参考文献
・マイロン・シャラフ、「ウィルヘルム・ライヒ 生涯と業績 上下」、1996年、新水社
・アレクサンダー・ローエン、「バイオエネジェティクス 原理と実践」、1994年、春秋社


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