Body Psycho Therapy 体と心のセラピー3
センタリング(中庸)
センタリング(中庸)
極端に偏らない、真ん中で安定して動揺しないでいる
両極に動けること
大きな錘は、大きく両極に動き真ん中で安定して早く止まる
小さな錘は、真ん中で止まるのに時間を要する
錘がたくさん振れると、エネルギーを大きく使い極が極まり反対にも大きく振れるので、その後のリラックスも深くなる。
○行動のセンタリング
動く・止まる
吸う・吐く
前進する・後退する
立ち向かう・逃げ隠れる
問題に向かう・問題をさける
徹底的に話し合う・折り合いをつける
極に良い悪いはなく、どちらかでならないと思うと、偏った行動しかとれない。
動くのが良いことだ。止まっている人は良くないと思う。
立ち向かっていくのが正しいと思っている。大怪我をすることがあり、逃げるが勝ちの時がある。
○感情のセンタリング
快・不快
何か心地よくて、何が不快か感じているか。本当に楽しくてしているのか、義務でして
いるのか。快の環境づくりをしているか。それもしないで、我慢が美徳と思っているか。
心地よい状態を感じないと吸収することはできない。
開放・自制
いろいろな感情を経験しそれを表現しているか、感情を出してはいけない場面では自制
しているか。
吸収・排出
いろんな感情を伴う経験をし、喜びや満足を吸収し、ストレスやいやなことは、排出で
きているか。いやなことまで、吸収していないか
○身体のセンタリング
正中で安定していると、どの方向にも自由に動ける。体が前屈、後屈、回旋、側屈した時に自由に動ける。
どちらかに動きにくいか。どこかに分断がおきていないか。
その原因を探る。
単純な原因 打撲、腰痛、寝違え、飲酒
いろんな要素が混じった原因 行動、感情のセンタリングと共に探っていく。