④骨盤内の臓器
2019.2.2
骨盤回りの表層筋
大殿筋 股関節を伸展する
中殿筋 股関節を開く
広背筋 体を支える、反る
腹直筋 体を曲げる、腹筋運動
抗重力筋 重要な姿勢を保持する筋肉
腹横筋、腹斜筋、大腰筋、広背筋、背柱起立筋、多列筋
■骨盤底
骨盤底筋が内臓を支える。ハンモック状の筋組織からなり、骨盤の臓器を支えている。
チンパンジー(四足動物)から二足直立のヒトになったことと、大きく関係する。
背骨から下にあった内臓は、直立により骨盤でうけとめるため広くなり、骨盤底が重要になる。
コアは、骨盤底、背骨の内側、腹周りの筋、横隔膜からなる。
骨盤底の臓器は、排泄、排尿、セックスの生理作用に関与する。
肛門括約筋:赤ちゃんは食べたものを貯めておくことができない。腸は出口の開いた管になっていて上から入ってくるものは、なんでも下から出て行くようになっている。時とともに筋肉が発達してきて、(おおよそ24ヶ月)役割を果たすようになってくる。多くの親がそれ以前にプレッシャーをかける。すると幼児は親の期待に応えようとして、自分でコントロールできる括約筋やその周囲の筋肉を緊張させる。
■赤筋( 遅筋 )白筋(速筋)
赤筋( 遅筋 ):小さな力を長時間出し続ける。収縮速度が遅いため出力できるパワーは小さいが、疲労しにくく、持続的に力を出していく、筋肉の線維が多い。マグロは長距離移動できる
白筋(速筋):瞬発的に大きな力を発揮する。瞬発力やパワーと関与し、筋肉は大きくなる。
ヒラメは、海の底で瞬発的に獲物をとる。ボディビルダーがダンベルで鍛える、筋肉を遠心性に収縮させる。ジャンプする力。白筋は加齢によって衰えやすい。
動作筋(表在筋、白筋)と安定筋(内在筋で姿勢保持、赤筋)との組み合わせが重要になる。
■消化吸収する器官、胃腸
腸の蠕動運動 お腹がよく動くのか
蠕動運動が低下 便秘、食帯
腸を含む内臓と肺は内胚葉によって形成される
内胚葉→ 自律神経に影響している(意志とは関係なく動いている、不随意反応である呼吸)
交感神経 : 吸気、最大緊張 逃げたい(恐怖)、怒り、戦い、アドレナリンとも関与
副交感神経: 呼気、リラックス 逃げることを諦めた時、快楽、泣く、抑うつとも関与
喜びの感情は、交感神経にも副交感神経にも存在する
交感神経、副交感神経のバランスがとれている → 感情の均衡がとれている
内胚葉は、原始的(一時的)感情をもっている 怒り、喜び、悲しみ、恐怖 。 それをもとに複雑な感情がある。
一時的感情は、内胚葉で作られ、自律神経を通って、肺の収縮(呼吸)と腸の蠕動運動(栄養)で身体に伝わる。
■自律神経 (交感神経、副交感神経)不随意反応 心臓、腎臓
体性神経 (運動神経、感覚神経) 随意反応 筋肉
半随意反応 呼吸
中胚葉 (筋肉、骨格、心臓、血管など)
運動や行動に関係している
交感神経や副交感神経がきてもかまわない
筋肉の3つの働き
①随意運動 → 自分の意志に関係するもの
②不随意運動 → 自分の意志に関係ないもの(血液、血管)
③半随意運動 → 半分自分の意志に関係するもの(呼吸)
外胚葉 (頭、皮膚)神経組織に関連している 体性神経(知覚神経、運動神経)
3つの知覚の仕組み
①内臓知覚 空腹
②筋肉知覚 固有感覚
③五感知覚 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
赤ちゃんの成長
感情 → 動き → 知覚
子宮、母の乳房 体液、血液 接触感 (音がないと、スペースがないと知覚は育たない)