新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
皆様は、初夢を見られましたか。いつ見る夢か以上に、鮮明に覚えていることが、受け取るメッセージになります。でも夢って、30分もすれば忘れますよね。私は、枕元にICレコーダーを置いて、これはという夢は、起きてすぐに記録するようにしています。変人のすることだと、隣で寝てる人は言っています。
私の初夢は、セラピストとして治療しているところでした。立てないと思っていた人を、壁にはりつけて立たせていました。想いもよらぬ姿勢をとらせていました。こんなことしていいんだという驚きの感じです。いつもの夢と違うな。いつもは、何か大きな学校のような組織で学んでいる景色が多いのだがな。
自分の足で立って次に進め、工夫と発想の転換が大事であるとメッセージを受け取りました。
さて今年平成三十一年は、己(つちのと)の亥年です。60年前の昭和34年は、現在の天皇陛下が皇太子としてご結婚された年でした。そして今年退位の年になります。60年周期で日本が変化し、平成も一つの時代として区切りを迎えます。
12子では、亥年は最後にあたります。12年は義務教育の区切りでもあります。12周期は生活に溶けこんでいますね。12が5回めぐれば60、今は時代の区切りなんですね。
五行では、亥は水でと己は土であり、相剋の関係になります。相剋とは、調和しないことであり、争いとなったりもします。大自然のことは、去年のように予想がつきませんが、(去年は戊の戌で、土と土だったのに)災害の備えはずっと必要ですね。7月は参議院選挙があり与党の敗北、政変の混乱が予想されます。
10月は消費増税があります。いやだねー。高くなるし、いらない物を買って、生活する置き場所がなくならないようにしましょうね。
時代の区切りは、個人にも影響しますよ。区分する、分をわきまえて行動することが大事になってきます。
分を知る、わきまえるとは、個人の置かれた環境と、個人にめぐる時を大切にし、目的を定めるということです。行き当たりばったりでなく、行動指針をもちましょう。当たり前のことが大事です。
お正月に一年の経を建てるにあたり、参考にして頂きたく、人生二度なし教の教祖、森信三先生の文章をのせます。それにしても森先生はすごすぎる。
あまり成功してない俺でも、60前でも、がん張ると死ぬまでになんとかなると信じます。10年が2回きたら80前になります。人生長くないことを意識して、弱気にならず、人生を見つめる強気の覚悟が必要でしょう。
人間の一生 いのちの呼応より
職業に上下もなければ貴賎もない。世の為人の為に役立つことなら、何をしようが自由である。
然しどうせやるなら覚悟を決めて10年やる。すると二十からでも三十までには、ひと仕事できるものである。
それから十年本気でやる。
すると四十までには頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた10年がん張る。すると五十までには、群をぬく。
しかし五十の声を聞いた時には、大抵のものが息をぬくが、それがいけない。「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年がん張る。
すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから10年がん張る。
すると七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。しかしそれから又10年がん張る。
するとこのコースが一生で一番おもしろい。