背骨のみかた
○頚椎1 後頭骨との関節があり、腎臓と関係、額関節とも関与 頚椎2軸堆、肝臓と関係
頚椎345 中部頚椎 湾曲の有無をみる 頚椎67下部頚椎、 7 隆堆(大椎)支えと安定
○胸椎
部位 | 経穴 | 整体 | 筋肉 |
堆骨棘突起間 | 1行 | 広背筋、靭帯 | |
棘突起すぐ横 | 背際 せきさい | 1側 迷走神経と関与 | 棘筋、多裂筋 |
棘突起横1寸5分(親指幅2-3センチ) | 2行 | 2側(1-3cm外側)
交感神経と関与 |
最長筋 |
棘突起横3寸 | 3行 | 3側(3-6cm外側)
4側(6-10cm外側) リンパ、交感神経 |
腸肋筋 |
○目安
・肩甲骨下角 胸椎7 ・肩甲棘の間 胸椎4
・第12肋骨 腰椎2 ・腸骨稜を結ぶ線 第4腰椎と第5腰椎間
腰椎 | 運動 | 性格 |
1 | 伸展 | 理論型 理屈で考えて判断 金 大脳皮質 |
2 | 側屈 | 感情型 好き嫌いで判断 水 間脳 |
3 | 回旋 | 闘争型 勝ち負けで判断 火 人生戦い |
4 | 股関節の内外転 | 本能型 直感や感覚で判断 空気 フィーリング
膝が広がる、早足 |
5 | 骨盤の前後傾 | 行動型 損得勘定で判断 土、木 肩で歩く
上半身が安定 |
左肩下がり | 右肩下がり | |
心配性で恐怖心が強い | 理論型 | 頭がフル回転でアクティブ |
好き嫌いの感情が出やすい | 感情型 | 感情の抑制ができる |
自分にも他人にも勝とうとする | 闘争型 | 常に負けない方法を優先 |
面倒見がよい 兄貴肌、姉御肌 | 本能型 | カリスマ性が強い |
社交的で好奇心旺盛 | 行動型 | 非社交的で夢想家 |
骨盤の前傾 骨盤の前方後方回旋 PS
後傾 後方前方回旋
○経穴 名前の由来
TH2
風門: 門は出入りするところ、風邪が浸入するところ
第2胸椎棘突起下の外 1寸5分
附分: 附とは傍らのこと、分は別れて進むこと、背部1側線の傍らの第2側線上にある
第2胸椎棘突起下の外3寸
TH3
身柱: 身体の柱である背柱をさす
第3胸椎棘突起下
肺兪: 肺に近く、肺経の気が入ってめぐるところ、肺にある邪を直す
第3胸椎棘突起下の外 1寸5分
魄戸:(はくこ)肺兪の横にあり、肺臓は、「魄」である。肺疾患を治し施鍼すると咳や呼
吸困難が鎮静するので魄戸となづけられた
第3胸椎棘突起下の外3寸
TH4
厥陰兪:(けついんゆ)厥陰は心包の別名、昔の人は、心包と心肺は相互に連結していると考えた
心兪の上にあり心包の病を治すのでこう名づけられた
第4胸椎棘突起下の外1寸5分
膏肓: (こうこう)膏は脾より生まれ、肓は腎より生ず。施鍼すると鎮咳平喘の効がある
第4胸椎棘突起下の外3寸
TH5
神道; 神は神明で、道は通路 精神・神経性疾患を主冶する
心兪: 心臓に近く、心経の気がめぐりはいるところであり、また心臓疾患を治癒するツボ
第5胸椎棘突起下の外1寸5分
神堂: 堂とは居室のこと。本穴は心兪の横にあり、心は神を蔵するので神堂と名づけられた
第5胸椎棘突起下の外3寸
TH6
靈台: 心霊をさし、台は高く平らな地域を指す。前面は心臓であり、心臓疾患を治療する
督兪: 督脈の気が注ぐ体表の場所と考えた
第6胸椎棘突起下の外 1寸5分
いき: ためいきの意味。取穴するとき、医師がこの周辺を手で押さえて、ためいきをさせて躍
動を感じた部位をこの穴とした
第6胸椎棘突起下の外3寸
TH7
至陽: 至は到達する、陽は背部を指す、上背部は陽中の陽
膈兪: 横隔膜に近く、しゃっくり、あくびを治すので膈兪と名づけられた
第7胸椎棘突起下の外1寸5分
膈關: (かくかん)膈兪の横にあり、嘔逆、鎮逆止嘔の効がある。
第7胸椎棘突起下の外3寸
TH9
筋縮: 筋肉を指し、収縮を指す、肝は筋を主る。痙攣、筋の諸症状を治癒する
肝兪: 肝臓に近く肝経の気がめぐり入るところで、肝臓の疾病を治す
第9胸椎棘突起下の外1寸5分
魂門: 肝兪の横にあり、肝病を治す
第9胸椎棘突起下の外3寸
TH10
中樞: 背中の転枢、中は中間を指し、枢は枢機(重要)
胆兪: 胆の臓に近く、胆腑の経気がめぐり入るところであり、胆腑の疾患を治す
第10胸椎棘突起下の外1寸5分
陽綱: 綱は統括することk、六腑は陽であり、他の陽を統括している
TH11
脊中: 脊中と中央
脾兪: 脾臓に近く、脾経の気がめぐり入るところで、脾臓の疾患を治す
第11胸椎棘突起下の外1寸5分
意舍: 舎はすむところ、脾は意を蔵す、脾病、腹部膨満、腹鳴、飲食不下を治す
第11胸椎棘突起下の外3寸
TH12
胃兪: 胃の腑に近く胃腑の経気がめぐりはいるところで、胃腑の疾患を治す
第12胸椎棘突起下の外1寸5分
胃倉: 物を貯えるところを倉という、胃兪の横にあり、健脾強倉の効をもつ
第12胸椎棘突起下の外3寸
L1
懸樞: (けんすう)懸は懸掛(かける、ぶらさげる)
三焦兪:三焦の病変を治す
第1腰椎棘突起下の外1寸5分
肓門: 肓の根は腎にあり、三焦の衛気は肓膜に通じるので肓門と名づける
第1腰椎棘突起下の外3寸
L2
命門: 量腎兪の中間にあり、生命の重要な門戸、腎気は身の本
腎兪: 腎臓に近く腎経の経気がめぐりはいるところで、腎臓の疾患を治す
第2腰椎棘突起下の外1寸5分
志室: 蔵することを室という、腎は志を蔵す、腎疾患を治すので志室と名づける
第2腰椎棘突起下の外3寸
L3
氣海兪:任脈の氣海穴と相対しており、各種の気病を治すのでこう名づけた
第3腰椎棘突起下の外1寸5分
L4
腰腰關:命門は真火があり、ここは陽気通行の関である
大腸兪:大腸に近く、大腸経の経気がめぐり入るところであり、大腸の疾患を治す
第4腰椎棘突起下の外1寸5分
L5
關元兪:任脈の関元穴と相対しており、虚損性の疾病を治す
第5腰椎棘突起下の外1寸5分
S1
小腸兪:小腸に近く、小腸経の気がめぐり入る体表上の部位であり、小腸の疾患を治す
第1仙堆棘突起下の外1寸5分
S2
膀胱愈:膀胱に近く、膀胱経の気がめぐり入るところで、膀胱の疾患を治す
第2仙堆棘突起下の外1寸5分