83歳母をつれて岐阜に旅行してきました。母と二人で1泊の旅行は初めてでした。
岐阜は母の田舎で小学校3年から5年まで疎開し、焼け野原になた岐阜で終戦を迎えたそうです。
おじいさんのいとこが浄土真宗の西本願寺系列の西厳寺です。親鸞聖人から直接教えを受けた室町時代から続く由緒正しいお寺です。
ご住職に挨拶してご先祖の御霊をともらい、観音様を拝ませていただきました。
案内してくれた母方本家の家は、ビルこそ残っていましが、駐車場になっていました。
母は近くを歩きましたが、72年前の面影はなかったようです。地名変更で小学校の名前も変わっていました。
長良川のすぎ山に泊まりました、川でこどもが泳いでいましたし、夜は鵜飼を見物しました。
母は、すごい岐阜弁を聞きたいと言っていましたが、「おみゃーさん」とか「たも」とか「ど」をつけたりは、今はごく一部の人しか使わないらしいです。
帰りの特急びゅー高山まで3時間あったので、名鉄で犬山城にいってみましたが、坂がきつくてあきらめました。
2日母に付合いましたが、母のぼけと足腰の弱りの現状がよくわかりました。
私の家での同居から、妹の家に同居してもらい5ヶ月たち、新しい形での親孝行をしていくことになりました。