セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

「自律神経」通信39号 平成28年7月

2017年3月19日 by Posted in: セラピー


 ストレスが自律神経に作用して顆粒球やリンパ球である白血球のバランスが乱れ、免疫力が低下することを安保先生の講演で何度も聞いて学びました。皆様も自律神経についてはすでにご存知だと思いますが、人間におこる反応を3つに分け、それから自律神経について書かせていただきます。
 自律神経は、内臓や心臓の働き、体温や血流調節などの働きに関与しています。意志の力で制御することができないので不随意反応であり、生理的成長を促します。
 一方、筋肉を動かすのは体性神経で、意志で制御できるので随意反応です。この反応は、仕事や学習をして活動しチャレンジを生み、高みに挑戦しようとする人間的成長を促します。
 また、呼吸や排泄は、意識しなくてもできるけど、意識したら制御することができるので、半分の意味から半随意反応となります。この反応は生理的にとても重要な反応です。胸やお腹に大きく呼吸することで精神的緊張を解いたり、内臓系にも影響を与えます。
 自律神経は英語ではオートマチックナーブです。オートマチックだから勝手に上手くやってくれるものでしょう。自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスをとりあって調節しています。昼は活動して夜は休んで風呂に入って寝る、動いてお腹をすかして食べて休息する、などのように興奮と弛緩のリズムをとっています。
 自律神経を最大に使うなら、興奮する「踊るような喜び」と、弛緩する「溶けるような喜び」が交替で現れるので、毎日とても楽しいものになります。そのようなリズムを人間はもっています。もしそうならないのなら、その原因は何か、リズムを乱すようなことがあるのか、リズムが抑圧されているのでしょうか。
 1万年以上続いた縄文時代のご先祖は、地球のリズムと同調し精霊たちと共に生き、死者に花をむけ慈悲の心をもっていたようです。野生人であっても殺戮する野蛮人ではなく、寿命は短くても自律神経を最大に使って、精一杯楽しく生きたのだと想像します。
 交感神経の波と副交感神経の波が交互に現れる波形が、正常な状態を表します。交感神経の波に副交感神経の波がかぶっている状態は、落ちこんだうつ状態を表します。副交感神経の波に交感神経の波がかぶっている状態は、ご機嫌やすごい元気のそう状態を表します(図1)。半随意的反応である呼吸は、乱れた自律神経の調節に作用することができます。

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