セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

「心身一如」通信37号 平成28年1月

2017年3月19日 by Posted in: セラピー


この健康法の門に入るには、心の宿便をとらないとだめなんだと甲田先生から学んだ。仏教の八正道のことや、五井先生のお祈りの言葉を朝礼で聞いた。友人は診察室で「人間は、肉体的存在だけではないんだ、霊的存在なんだ」という教えをもらい共有した。 わたしは道に迷っていた二十歳の時に、お寺で1年間お世話になり、先生に報告すると、その道で頑張れと励まして頂いた。10年前に病に倒れて専門病院に入院した時、退院したら直し方を指導するから来なさいと手紙を頂いた。

甲田医院の道場には、「心身一如」という言葉が掲げられていた。東洋医学の言葉で、肉体と精神は表裏一体で切り離せないという意味がある。頭であれこれ悩んで考えても解決しない。小食にして便を良く出し、消化吸収を調節し腸が動き出せば、するべきことが自ずとわかる。腹が動き、よしやるぞという気持ちになる胆力がである。本当に、これがしたいという熱い情熱をもっているか、わくわくする生き方をしているか。今も先生は私に問われている。

リハビリのセラピストして医療にたずさわってきた。全人医療や統合医療を掲げ、すばらしい理念であっても、部分の寄せ集めであったり、掛け声に終わっていることは多い。内臓は内科で、関節は外科で、精神は心療内科現実は分断されている。

宝塚健康塾21では、2時間のうち1時間は体操、ストレッチ、インナーマッスルの使い方などのボディワークをし、後半は「心身一如」にそったものを共に学んでいる。

また悩みの解決法として記述して整理することを、鉄鋼王カーネギーの逸話から学んだ。彼の周りにおこる事業の失敗、警察沙汰になった親族の不始末のこと、愛人の問題など解決しない問題が山積みであった。それに加え、妻から今夜食事に行かないというのなら、別れましょうと迫られ、彼はもうだめだと観念した。引き出しのピストルに手を伸ばした時に、いつも使っている便箋に目が留まった。この囲まれている苦しい状況を書き出して遺書にしよう。すると何百もあると思っていた問題が、たかが40個であることに気がついた。その書いたものを4つの項目に分けて並べた。1)明日できること、2)来週以降にできること、3)来月でも間にあうこと、4)解決できないことの4つである。 そして4つ目の紙の束をごみ箱に捨てると、自分にできることはまだあると気持ちに余裕ができ、彼は妻と食事に出かけることができた。

記述して整理することは、認知の変容をおこし行動を変化させる。私の活用している岡田斗司夫氏の「スマートノート」というノート術を次回紹介する。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> 

CAPTCHA