セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

「エネルギーサークルー人のエネルギー循環」通信40号 平成28年10月

2017年3月19日 by Posted in: セラピー


人はだれでも何かをしたいという欲求をもち、そのエネルギーを筋肉に貯めこみ、貯めこんだエネルギーを行動として使い、それを使いながらリラックスして放出していきます。エネルギーを筋肉に貯めこむことを充電(チャージ)といい、行動開始によりエネルギーを放っていくことを、放出(ディスチャージ)といいます。行動が完結すると深い満足を得て、消化、吸収、融合(メルティング)を経て、エネルギーサークルは完結します。そのことが生理的、精神的に人を成長させます。(図1)

例えば、買い物に出かけケーキを買い、家に帰ってケーキを味わいながらお茶を飲み、ゆっくりとした時間を過ごし休息する。休息が終わってから、次の行動をおこしていく。仕事と休息、食事と消化なども当てはまります。ケーキを買ってきても食べずに次の買い物に出かけたならば、エネルギーを放出せず貯めこむだけになります。この状態を過充電(オーバーチャージ)といいます。次々に行動をおこすが、何も完結しないという行動パターンをとります。(図2) その原因は、乳幼児期に行動を完結するまでに「あなた、何してるの!」と怒られたことが、無意識のコントロールを生み行動の完結を抑制します。

また、行動を起す前に、「どうせ私には無理だ」とあきらめてしまい、心の奥にストレスを溜めこむこともあります。その原因は、乳幼児期に行動開始の前に抑圧された経験にあります。「お母さん買ってよ」と言う前に「それ、いらんで!」と怒られた。自分の要求を止めていたら喜ばれたという経験に基づき行動します。このパターンを充電不足(アンダーチャージ)といいます。(図3)

「過充電」と「充電不足」の状態は、正常な「消化・吸収・融合」の状態を通らず健康な成長につながりません。自分のエネルギーサークルを理解し、完結する行動がとれるように導けると深い満足につながり、成長につながります。

人はそれぞれのエネルギーサークルを形成し、エネルギーを過剰に筋肉に溜めこんだり、エネルギーが不足した状態になったりします。それは姿勢に現れ、肩をいからせて筋肉を過剰に硬くしたり、萎えた肩すくめの姿勢や力ない腕や足として現れます。

呼吸は一番短いエネルギーサークルで、「充電」は吸気(交感神経)と関連します。「放出」は、呼気(副交感神経)と関係します。呼気のあと、一瞬無呼吸な状態があり、吸気に移行します。また一番大きなエネルギーサークルは、個としての人生としてとらえられるでしょう。


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