セラピールーム耀 よう

心身を調節し統合するセラピー

健康塾2019年7月

 肩甲帯

■肩甲帯は4つの関節からなる

1 胸鎖関節

2 肩鎖関節

3 肩関節(肩甲上腕関節)

4 肩甲胸郭関節

肩関節 股関節と異なり骨頭と臼蓋は浅い。上腕骨は筋肉、靭帯、関節包により肩甲骨から吊るされていて、骨性支持をほとんどもたない。

■肩甲帯の主な筋

胸鎖乳突筋

大胸筋

上腕二頭筋

僧帽筋

大菱形筋・小菱形筋

広背筋

前鋸筋

■肩甲骨の運動

挙上・下制

上方回旋・下方回旋

外転・内転

前方傾斜・後方傾斜(異常)

■肩甲上腕リズム

上腕を横に上げた時(外転)の上腕と肩甲骨の可動の割合のこと

上腕の外転時、上腕と肩甲骨の動きが2:1の割合で運動しているといわれている

■上腕骨内旋したままでは、腕が耳まであがらない

上腕骨の大結節が鳥口肩峰靭帯または肩峰と衝突する。それをさけるために、上腕骨を外旋する

■アライメント (配列、整列、並べる)

筋の長さが変化している可能性や、正常な運動を獲得させるために、改善が必要な関節の配列を示す

一つの指標である。

耳孔 肩峰 大転子 外果 も一つ

骨盤のニュートラルポジション

■肩甲骨の正常なアライメント

肩甲骨はT2からT7の間にある

前額面に対し前方に30度回旋している

■胸郭ー上腕骨間筋群

大胸筋と広背筋は、どちらも上腕骨を内旋させる。強力な筋

■肩甲骨ー上腕骨間筋群

三角筋:上腕骨を外転

棘上筋:肩関節を外転、外旋させる

棘下筋、小円筋:上腕骨を外旋、下制させる

肩甲下筋:上腕骨を内旋、上腕骨を下制させる

大円筋:肩関節を内旋、内転そして伸展させる

■アライメント障害

下方回旋 菱形筋短縮、僧帽筋上部線維の短縮

挙上 肩甲挙筋の短縮、僧帽筋上部線維の短縮

内転 菱形筋、僧帽筋短縮、前鋸筋延長

外転 前鋸筋・大胸筋の短縮

傾斜 小胸筋の短縮

浮き上がり 前鋸筋の筋力低下

下制(なで肩) 僧帽筋上部線維の延長 大胸筋、広背筋の影響

肩甲骨下角が背柱に近づき、関節窩が下方を向く

鎖骨は水平か、肩鎖関節が胸鎖関節より低い

肩甲骨内側縁と背柱の距離が7.5センチより短い

頚部の可動域低下、頚部疼痛

ストレッチではなく、筋力強化が必要

資料

骨格筋の形と触察法 大峰閣

僧帽筋 広背筋 大胸筋 肩甲挙筋 菱形筋 前鋸筋 三角筋 上腕二頭筋 上腕三頭筋

腹横筋 長肋筋

映画 「長いお別れ」 観ました

長いお別れ  映画

認知症のことを英語では、long good bye ということが最後に明らかになる。

元校長先生で認知症になりいろんなことができなくなっていく。家族も巻き込まれ、それぞれが問題を抱えながら成長していく。家族に会話があることが救いだ。山崎務さんの芝居はすごい。結婚で話題の蒼井優さんの演技も素敵だ。

認知症の症状は様々であることは知っている。私の母もそうだし、家内の母も認知症で寝たきりであった。長い時間をかけてお別れをしているのだと思うと、随分救われる家族は多いはずだ。

健康塾2019年6月

チャクラのエネルギー

伝統的なヒンドゥー教のチャクラの体系が1世紀前に、欧米の神智学協会によりインドから西洋に紹介された。日本では、ヨーガと共に紹介されてきた。

また東洋医学として、七田のつぼは、重要な場所であると古くから認識されていた。チャクラと七田のつぼは、本来同じものである。チャクラは、開いたり、閉じたりしてエネルギーを吸収、放出するのが自在になるのが、悟りの秘伝として伝わっている。

また日本では、古来より下丹田は武術、芸道として重要であるのは常識だという文化があった。

丹田は、運動・スポーツの分野でコアの概念として働きが重要であると認識されるようになった。

健康法としてエネルギーが、チャクラ内およびチャクラ間をよく流れるほと、健康になり元気があふれてくる。

 チャクラ  つぼ

七田

 背中   色   音  役割 ・ 作用
 7

クラウン

 百会  

 

天からのエネルギーが入る

天からのイメージ・悟り

ストレスを鎮める、放出

大脳皮質  (美容師)

 6

眉間

 印堂   腦戸

風府

 

 

洞察、見通しをつける

真実をみる

眼の作用  (覚者)

脳幹・小脳

 5

喉 首

 

廉泉

 

あ門

 

 

頭と体をつなぐ、天と地をつなぐ、(教育、指導)

コミュニケーション

星状神経節、自律神経

 4

ハート

(上丹田)

だん中

TH5・6

心兪

 

 

愛、癒し、感情、創造

腕へエネルギーは流れる

自律神経

 3

センター

みぞおち

(中丹田)

中かん

TH10

中樞

 

 

要かなめ、中心、人と人の要

アイデンティティー、個性

 2

下腹部

 

 

(下丹田)

石門

関元

 L5

腰陽關

仙骨

 

 

本来のエネルギー

根源的エネルギー

 1

骨盤底

生殖器

 会陰  

 

大地とつながる、エネルギーを放出、ストレスを放出

下肢へエネルギーは流れる

健康法

その部位を意識する、色をイメージする。発声する。

エネルギーの流れをよくする。不足している場所を強める、上下につながっている。

仕事や役割として、よく使用している場所がある。

姿勢からみる 重力に対抗する

大地にたつ  支持面の足部から上に流れる。重心は高くなる。

骨盤をたてて座る  支持面の坐骨から上に流れる。

エネルギーが滞りなく、下に流れているか

背中  上から下に流す

冷えのぼせの状態にあるなら、エネルギーを下に下ろして、頭寒足熱の状態にする

健康塾2019年5月

                      背骨 2 

■頚椎

C1,2環椎 軸椎(のど仏さま)

7 隆椎

特徴 堆骨動脈が走る 可動域が大きい 外傷や変性の影響をうけやすい

■胸椎

特徴 下位になり次第に大きくなっていく。肋骨がある

TH11.12は肋骨がないため、他と比べて外力の影響を受けやすい

胸腰堆移行部 後弯から前弯にかわる場所で、圧迫骨折がおきやすい場所

■腰椎

前屈、後屈が大きくできる=椎間関節の関節面が前後方向に一致

一番下に位置するので、力学的負担が大きい →椎間板ヘルニアや、背柱挟窄症の神経症状

■椎間板 椎体と椎体を連結する軟骨 中心部はゼリー状の髄核があり、線維輪がとりかこみ、

椎体と連結する。髄核には、ヒアルロン酸やコンドロイチなどムコ多糖類が多く含まれる

役割 運動時の衝撃をる機能

加齢により退行変性が始まり身長の低下となる

無血管組織なので、適度の運動が必要

椎間板ヘルニア 押しつぶしたもちからあんこが飛び出したような状態

■背柱管 神経の保護をしている

椎間板の高さが減っていくときに前後に椎体がすべる 脊椎すべり症

■加齢

ヒトは、腰椎が前弯することで、二足直立が可能となった。加齢にともない、腰椎の前弯が減少し体幹や臀部の筋力が減少する

椎骨、靭帯の変化

変形性脊椎症 骨棘ができたり、結合したりする

椎間板が減少したり、前にずれたりすると、上下の関節突起も少しずつ変性する

靭帯の弾力が変わり、肥厚してくる 安定性の再獲得と考えられるが、保護機能として機能が

損なわれ、痛み、しびれといった、神経症状の原因となることがある

■運動の障害

理学所見として、姿勢とバランスをみる。 屈伸、ねじる、腰椎の可動域や運動時の痛みの有無

随意運動

皮質脊髄路を下行して脊髄の前角細胞に連絡して、この経路が大脳から生じたインパルスを伝える。

前角細胞から出た前根とよばれる、運動神経線維が脊髄神経を形成して抹消へ伸びて、筋肉へインパルスを伝えて、手や足を動かす

脳から脊髄までが上位運動ニューロン、前角細胞から末梢神経までが下位運動ニューロン

脊髄が圧迫されて皮質脊髄路が障害されると、運動の麻痺を生じる。上位運動ニューロン障害(錘体路障害)

前角細胞から運動神経が障害を受けると、末梢神経に支配される筋肉に麻痺をおこす。下位運動ニューロン障害

 

■感覚の障害

いろんな感覚があり、決まった伝導路を通って末梢から脳へ信号を伝える

脊髄後策路

脊髄の後方の後索は、深部感覚(位置覚、振動覚などの神経線維)の伝導路

自分の手足がどこにあるかわからない ポケットから硬貨をとりだせない、つま先を見ないと歩けない、眼を閉じた状態や暗い場所では歩きにくい 脊髄の後方からの障害で生じやすい

脊髄視床路

温度や痛みなどの、表在感覚を伝える神経の伝導路

運動神経と知覚神経は、髄節ごとに合流して脊髄神経となり、椎間孔を通って背柱の外に出る

31対の脊髄神経を構成し、末梢神経となる。根元が神経根

神経根の障害 自発痛 運動に伴いおこる放散痛

それぞれの領域の知覚障害

筋力低下、筋萎縮、深部反射の低下 下位運動ニューロン障害

脊髄は第1、2腰椎付近で脊髄円錐となって終わり、それから下の腰椎部では、腰 神経、仙骨神経、馬尾神経を構成 馬のしっぽに似ているので 馬尾神経という

腰部背柱管挟窄症

腰椎部の背柱管あるいは椎間孔(解剖では背柱管に含まれていない)が狭くなることで、神経組織の障害や、血流の障害が生じて下肢に症状をきたした状態

特有な症状として、下肢のしびれと馬尾性間欠破行が出現する

  上位運動ニューロン障害    下位運動ニューロン障害
 障害部位

運動障害

 

筋萎縮

筋緊張

深部反射

病的反射

 皮質脊髄路(錐体路)

上肢では巧緻運動障害

下肢では痙性歩行

なし~軽度

亢進

亢進

あり

  前角細胞、神経根、末梢神経

障害された髄節や末梢神経に支配される

筋肉に限定

著明

低下

低下~消失

なし

健康塾2019年4月

⑤ 背骨                                2019.4.7

脊柱 33個からなり、体幹の基礎をなす

頚椎 7個   cervicalis  C

胸椎 12個  thoracicae TH

腰椎 5個   lumbales L

仙堆 5sacrum S

尾堆 3-4coccygis

背柱の彎曲  正常 S字カーブ

伸展   背骨が反る

屈曲   背骨が丸くなる

側屈   背骨を横に曲げる

頚椎 第1 環堆   後頭下筋群 頭蓋底 後頭掛顆と関節をつくる

2 軸堆   回旋が可能

胸椎 肋骨と関節をつくる

肋骨の挙上と下制 横隔膜の収縮が呼吸をつくる

TH1.2  肺の影響をうける

TH5 . 6  心臓の影響

TH7. 8 . 9 肝臓の影響

TH11. 12 胃腸の影響

L 2     腎臓の影響

脊髄

大後頭孔、第1から第2腰椎の背柱管に脊髄がある。長さは40から45センチ

内部 H型の灰白質:神経細胞体の集まり

白質:神経線維の通り道

腰部

腰神経叢 背柱管TH12~L4 の左右から伸びる

仙骨神経叢 L4.5S1.2.3   上殿神経L4S1 中殿筋、小殿筋  股関節の外転に関与

下殿神経L5S2 大殿筋   股関節の伸展に関与

ナースフル 骨・神経・骨格筋の解剖と働き https://nurseful.jp/nursefulshikkanbetsu/orthopedics/section_0_00/

 

 

自律神経

自律神経は無意識的、不随意的に臓器の活動を調節し身体の内部環境を維持する

脳・脊髄神経は、意識的、随意的に身体の調節を行う。脳神経、体性神経

交感神経 起止細胞は胸髄にあるので、胸髄系とよばれる

星状神経節 腹腔神経節 上腸間膜神経節 下腸間膜神経節   ← 心臓 肺 胃

肝臓 膵臓 腎臓

腸 直腸 膀胱

副交感神経 起止細胞は脳と仙髄にあるので、脳仙髄系とよばれる

交感神経と副交感神経は、臓器の活動にに拮抗的に働き、興奮時や活動時には交感神経が優位になり、安静時には副交感神経が優位になる

健康塾2019年2月

骨盤内の臓器 

                                            2019.2.2

骨盤回りの表層筋  

大殿筋 股関節を伸展する

中殿筋 股関節を開く 

広背筋 体を支える、反る

腹直筋 体を曲げる、腹筋運動

抗重力筋 重要な姿勢を保持する筋肉

腹横筋、腹斜筋、大腰筋、広背筋、背柱起立筋、多列筋

骨盤底

骨盤底筋が内臓を支える。ハンモック状の筋組織からなり、骨盤の臓器を支えている。

チンパンジー(四足動物)から二足直立のヒトになったことと、大きく関係する。

背骨から下にあった内臓は、直立により骨盤でうけとめるため広くなり、骨盤底が重要になる。

コアは、骨盤底、背骨の内側、腹周りの筋、横隔膜からなる。

骨盤底の臓器は、排泄、排尿、セックスの生理作用に関与する。

肛門括約筋:赤ちゃんは食べたものを貯めておくことができない。腸は出口の開いた管になっていて上から入ってくるものは、なんでも下から出て行くようになっている。時とともに筋肉が発達してきて、(おおよそ24ヶ月)役割を果たすようになってくる。多くの親がそれ以前にプレッシャーをかける。すると幼児は親の期待に応えようとして、自分でコントロールできる括約筋やその周囲の筋肉を緊張させる。

赤筋( 遅筋 )白筋(速筋)

赤筋( 遅筋 ):小さな力を長時間出し続ける。収縮速度が遅いため出力できるパワーは小さいが、疲労しにくく、持続的に力を出していく、筋肉の線維が多い。マグロは長距離移動できる

白筋(速筋):瞬発的に大きな力を発揮する。瞬発力やパワーと関与し、筋肉は大きくなる。

ヒラメは、海の底で瞬発的に獲物をとる。ボディビルダーがダンベルで鍛える、筋肉を遠心性に収縮させる。ジャンプする力。白筋は加齢によって衰えやすい。

動作筋(表在筋、白筋)と安定筋(内在筋で姿勢保持、赤筋)との組み合わせが重要になる。

消化吸収する器官、胃腸

腸の蠕動運動 お腹がよく動くのか

蠕動運動が低下 便秘、食帯

腸を含む内臓と肺は内胚葉によって形成される

内胚葉→ 自律神経に影響している(意志とは関係なく動いている、不随意反応である呼吸)

交感神経 : 吸気、最大緊張   逃げたい(恐怖)、怒り、戦い、アドレナリンとも関与

副交感神経: 呼気、リラックス  逃げることを諦めた時、快楽、泣く、抑うつとも関与

喜びの感情は、交感神経にも副交感神経にも存在する

交感神経、副交感神経のバランスがとれている → 感情の均衡がとれている

内胚葉は、原始的(一時的)感情をもっている 怒り、喜び、悲しみ、恐怖 。 それをもとに複雑な感情がある。

一時的感情は、内胚葉で作られ、自律神経を通って、肺の収縮(呼吸)と腸の蠕動運動(栄養)で身体に伝わる。

自律神経 (交感神経、副交感神経)不随意反応  心臓、腎臓

 体性神経 (運動神経、感覚神経) 随意反応   筋肉

                  半随意反応  呼吸 

中胚葉 (筋肉、骨格、心臓、血管など)

     運動や行動に関係している

     交感神経や副交感神経がきてもかまわない

     

筋肉の3つの働き

 

  ①随意運動  → 自分の意志に関係するもの

  ②不随意運動 → 自分の意志に関係ないもの(血液、血管)

  ③半随意運動 → 半分自分の意志に関係するもの(呼吸)

外胚葉 (頭、皮膚)神経組織に関連している 体性神経(知覚神経、運動神経)

3つの知覚の仕組み

  ①内臓知覚  空腹

  ②筋肉知覚  固有感覚

  ③五感知覚  視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚

赤ちゃんの成長

  感情    →   動き   →  知覚

 子宮、母の乳房   体液、血液   接触感 (音がないと、スペースがないと知覚は育たない)

  

脈拍と健康寿命の関係

1月のためしてがってんで、脈拍と寿命の関係がとりあげられていました。

平常脈拍は、低いほうが健康寿命が長くなります。

安静時脈拍が高い人でも、簡単に脈を下げる方法があります。

スウェーデン国立カロリンスカ研究所、マリア・ヴァールストロム博士の心臓病の研究で

身体に負担をかけないリハビリを発見しました。簡便で効果があるので、スウェーデンでは、

メディヨガと名づけられ、300以上の病院でとりいれています。

 

方法

10分間仰向けになり、深い呼吸をするだけです。

日中でも、寝る前でもかまいません。

鼻から8つ数えて息を吸う、軽く息を止めて、口から8つ数えて息を吐く。

吸うときのイメージは、腹→胸→肩に広がり、胸で大きな花がひらく。

心臓病でない人も、ストレス軽減により、脈拍を下げることができます。

交感神経を抑え、アドレナリンの分泌が減少するので、日中の安静時脈拍低下の効果があります。

 

また、38度から41度の少しぬるめの風呂に10分間肩までつかるのもよいそうです。

シャワー浴ですませている人も、試してください。

健康塾2019年1月

骨盤と股関節

                                           2019.1.5

骨盤帯の構成

骨盤帯は、寛骨と仙骨、股関節から構成される。

骨盤をつくる骨の寛骨は、腸骨、坐骨、恥骨が癒合して形成される。仙骨とは多くの靭帯で連結する。

仙骨の先端に尾骨がつく。  

仙腸関節 仙骨と寛骨 

  一般的にほとんど動かない。比較的固定されることで、腸骨と仙骨が安定する。

  機能:上半身の力を下肢に伝える。下肢から伝わる力を脊柱へ伝える。分娩時にゆるみ、産道が開く。

     仙腸関節をとりまく靭帯と梨状筋、腹部の筋、ハムストリングスなどの作用により安定化作用

     を及ぼす。

     仙骨は標準で2度、あるいはそれ以下の回旋しかない。可動性をみとめるが2ミリより少 

     ない。

     尻もちをつく、尾骨を打撲することで、アライメントが乱れる。アライメントが乱れると、痛  

     みを誘発したり、代償的な姿勢をおこす。

     

股関節  臼蓋と大腿骨頭 球関節

     屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋の運動がある

運動において覚えておく名前

腸骨

坐骨 座位時の支点となる ハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)の起止部 

   ハムストリングスは膝を屈曲する、股関節を伸展させる

恥骨 

上前腸骨棘  ASIS 腸骨稜の前方の鋭い突端

下前腸骨棘  AIIS 大腿直筋の起止部

上後腸骨棘  PSIS 腸骨稜の後方の隆起

骨盤の運動

骨盤前傾  上体をまっすぐに保持したままで、骨盤を股関節に対して弧を描くように回旋する状態。

      自動的に腰椎を伸展させ、前弯を強める。

骨盤後傾  骨盤を後方へ回旋させることで、腰椎を屈曲させ、後弯を強める。

日常の生活と運動では、両方が必要である。個人の姿勢により、その状態は異なる。

骨盤と腰椎は連動して動く。

また骨盤をインナーユニット(内在筋)で固定して、股関節のみの単独の運動をおこすことができる。

内在筋とは、腹横筋、骨盤底、多裂筋、横隔膜である。コアマッスルという。

謹賀新年

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

 

皆様は、初夢を見られましたか。いつ見る夢か以上に、鮮明に覚えていることが、受け取るメッセージになります。でも夢って、30分もすれば忘れますよね。私は、枕元にICレコーダーを置いて、これはという夢は、起きてすぐに記録するようにしています。変人のすることだと、隣で寝てる人は言っています。

私の初夢は、セラピストとして治療しているところでした。立てないと思っていた人を、壁にはりつけて立たせていました。想いもよらぬ姿勢をとらせていました。こんなことしていいんだという驚きの感じです。いつもの夢と違うな。いつもは、何か大きな学校のような組織で学んでいる景色が多いのだがな。

自分の足で立って次に進め、工夫と発想の転換が大事であるとメッセージを受け取りました。

 

さて今年平成三十一年は、己(つちのと)の亥年です。60年前の昭和34年は、現在の天皇陛下が皇太子としてご結婚された年でした。そして今年退位の年になります。60年周期で日本が変化し、平成も一つの時代として区切りを迎えます。

12子では、亥年は最後にあたります。12年は義務教育の区切りでもあります。12周期は生活に溶けこんでいますね。12が5回めぐれば60、今は時代の区切りなんですね。

五行では、亥は水でと己は土であり、相剋の関係になります。相剋とは、調和しないことであり、争いとなったりもします。大自然のことは、去年のように予想がつきませんが、(去年は戊の戌で、土と土だったのに)災害の備えはずっと必要ですね。7月は参議院選挙があり与党の敗北、政変の混乱が予想されます。

10月は消費増税があります。いやだねー。高くなるし、いらない物を買って、生活する置き場所がなくならないようにしましょうね。

時代の区切りは、個人にも影響しますよ。区分する、分をわきまえて行動することが大事になってきます。

分を知る、わきまえるとは、個人の置かれた環境と、個人にめぐる時を大切にし、目的を定めるということです。行き当たりばったりでなく、行動指針をもちましょう。当たり前のことが大事です。

 

お正月に一年の経を建てるにあたり、参考にして頂きたく、人生二度なし教の教祖、森信三先生の文章をのせます。それにしても森先生はすごすぎる。

あまり成功してない俺でも、60前でも、がん張ると死ぬまでになんとかなると信じます。10年が2回きたら80前になります。人生長くないことを意識して、弱気にならず、人生を見つめる強気の覚悟が必要でしょう。

 

人間の一生 いのちの呼応より

職業に上下もなければ貴賎もない。世の為人の為に役立つことなら、何をしようが自由である。

然しどうせやるなら覚悟を決めて10年やる。すると二十からでも三十までには、ひと仕事できるものである。

それから十年本気でやる。

すると四十までには頭をあげるものだが、それでいい気にならずにまた10年がん張る。すると五十までには、群をぬく。

しかし五十の声を聞いた時には、大抵のものが息をぬくが、それがいけない。「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年がん張る。

すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、それから10年がん張る。

すると七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。しかしそれから又10年がん張る。

するとこのコースが一生で一番おもしろい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

熊谷晋一朗氏の講演

熊谷晋一朗さんの講演を聞いた。(*)と編集後記以外は熊谷氏の講演の要約です。

熊谷氏は、脳性麻痺で四肢に障害のある車椅子を使用している東大卒の医者である。熊谷氏は障害の啓蒙活動として、地域の小学校に出かけていく。車椅子に座っている男の子と、その横に階段の絵を書き、障害はどこにあるかを聞く。こどもたちは、階段が障害であるといったり、足が障害であると答えてくれる。そのワークは、障害は男の子の身体にあるか、外の環境にあるかを、はっきり知ってもらうためである。

熊谷氏は続ける。impairment は、障害を医学モデルであらわしたものである。disabilityは社会モデルで表したものである。環境の中にも個人の中にもない。個人と環境の関係の中にあるものである。当事者と環境の相性の悪さを表したものである。環境の中にあるものは、バリア(障壁)である。

障害の社会モデルは、障害の医学モデルを否定するが、医学は否定しない。骨折や肺炎は、誰にとっても早く治癒したほうがいいものだ。医学モデルは、impairmentを減らしたい。社会モデルはdisabilityを減らしたい。社会モデルは、impairmentdisabilityのどちらも否定しない。しかし障害に対しその割合は、厳しく査定する。個人のimpairmentをどれだけ減らせるかは可変性がある。熊谷氏にとっては、リハビリをしても歩けるようにはならなかった。環境を変えるにも限界があり、あらゆる環境をフリーにはできない。医学モデルは、環境を変えない、100%個人の問題であるとするが、人権、コストの面でも誰も合意できない。

(*日本語では障害として一つの言葉であるが、ICIDHの概念では、障害は、impairment disability handicap と3つに分類され、医療モデルであった。 脳卒中を例にだすとimpairmentとは麻痺そのものであり、 disabilityとは麻痺によって損なわれるADL動作のことであり、handicap とは身体が以前の通り動けなくなり会社を退職したり、社会参加が妨げられることである。2001年のICFモデルで、社会モデルが定義された。)

 

障害の当事者研究があるが、今まで科学とは無縁と考えられてきたが、ネイチャーが10月号でcoproductionの特集を組んだ。why not? But how . (どうするの、でも当事者にはいろんな意見があるし)イギリスには医療のユーザー、教育のユーザーという消費者立場の言葉がある。

熊谷氏は、障害をもつ当事者でもあるし医師である研究者でもある。2つの帽子をもっておくのはよいが、同時にかぶるなと言われている。それは薬物依存症の人たちであるが、仲間の回復を遅らせるという意見である。

自己決定の原理として、自立生活をする身体障害者の多くは、介助者の良かれと思ってやる先回り行為を批判する。確認せずに手をだすことは、自己決定の権利に反するからだ。つまり介助者は文字通り被介助者の手足になるべきであるいうわけである。

熊谷氏は、たくさんの介助者の介助を受けてきた。少しは自分で着替えもやらないと、使えなくなりますよと言われたこともある。そしたら、あなたは、食べるものを全て作っていますが、着る素材を作っていますかと聞きかえす。人類は相互依存して分業制度を発展させてきた。人類はできない方、弱い法へ進化してきている。障害者にできる事は自分でしましょうという論理は、人間が素手でサバンナで生きろという論理と同じだ。サバンナの論理を押し付けるなといいたい。

熊谷氏が入浴介助を依頼したとき、ひとりの若者がどこから脱がすのか指示がないとできないという。裸になったらどこから洗うのか一々確認をとる。腕のどこか、肩からか手か、手ならば何指で、表か裏か、際限がない確認となる。

熊谷氏は、はたとある一定のラインのあることに気づいた、その線引きが、シャワーをして早く出かけたいである。介助者は、いつシャワーに入るかだけを確認してほしい、それ以下のことは適宜に任せたいのた。

ベルシュタイン問題で、脳は全ての筋肉に指令を出すわけではない。自動化されて身体は動くのだ。Coordination structure 協応構造という。それと同じことなんだと気づいた。

ある自閉症の人たちは、ある外乱でパターンがすぐに崩れる。くずれないようにこだわりが強い。自己決定の平均ラインが、下の方にあるのだ。皮膚の過敏性は解決しないといけない問題ではない。当事者と介助者の協応するラインである。それを身体外の協応構造という。障害によっても、また個人によっても異なるのだ。

 

編集後記

身体外協応構造が障害によってことなるし、またそのとき、早くでかけたいときも、じっくり聞いて向かい合ってほいいときもある。散髪屋さんで、洗髪するときに、かゆいところを確認するのを、もういいからと思うのと同じだ。ラインをどこに引き生活するかというのは、個人における差別意識とも通じる問題でもある。

私が、人と接する時に、私は人間としての価値があるかどうかクライアントに見られているのを気にする恐怖があると、話していた。そのとき、あなたがそれにこだわるのは、人間としての価値を全ての人に見ていない裏返しではないのかと問われた経験がある。

浮浪者に人間的価値を認めているか。関心がないのは、認めていないこと。浮浪者には、寒さをしのぐ知恵、食べ物を調達し生存する知恵があり、普通の人では恐くてできないことをする勇気ある人ではないか。

低所得者に人間的価値を認めているか。勤労意欲があってもたまたまリストラされ職がない人もいる、組織に所属せず自由に生きる人の価値を認めているのか。

あなたは、知らず知らずの中に、人間としての価値のラインを上げていたのではないか。

生きている全ての人に価値があるはずなのに、無視しそれを見ないで関心を寄せない。頭の片隅にでもそのような意識があると、全てのクライアントの価値を同一にみることができない。関心のあるのは、自分のクライアントのある種の見えている問題だけというのは、ラインをどこに引くかから始まる。

あまりに狭く捉えすぎることに対し、当事者研究がラインを引きなおせと欲求している。

介助者と被介助者、セラピストとクライアントの関係は、他人として評価し客観する対象なんだけど、客観のラインを主観のラインの間に引きなおすことを問われているのだと想う。介助者もセラピストも、主観と客観の間から相手に近づこうとする態度が欲求されている。